サウナを好きになってからよく聞くようになった「サウナ・スパ健康アドバイザー」という言葉。
SNSでもDiplomaと書かれた認定証とお花のピンバッジを載せている人をよく見ます。
なんとなくこれを持っていないと「サウナー」とは名乗れないような気がして、今まで履歴書の資格欄には決まって「普通自動車運転免許」しか書けなかった私が、重い腰を上げてチャレンジしてみることにしました!
せっかくなので、私と同じくこの資格が気になっている方、「サウナが好き」ということを証明したい方、単純にサウナや入浴についてもっと知識をつけたい方に向けて、「どういう内容の資格なの?」「どうやって受験するの?」「この資格って何の役に立つの?」などの疑問に答えていければと思います。
サウナ・スパ健康アドバイザーとは
温浴施設の従業員や利用者が、サウナやスパに関する正しい知識を身につけ、お客様や、ご自身の健康に活用されることを目指して、公益社団法人 日本サウナ・スパ協会が2014年に新たに設立した認定資格です。(公式テキストより引用)
もともとあった「サウナ・スパ管理士」と「サウナ・スパ健康士」という、温浴施設管理者などのプロ向けの資格を、少し噛み砕いた内容にし、一般ユーザーも学べるように新設された資格とのことです。
つまり、この資格を通してサウナやスパに関する知識を身につけ、日常生活の中でその知識を活かせば、より充実したサウナスパライフを送れるようになるのではないでしょうか!
そう考えると「勉強か、やだな、、、」という気持ちが薄れ、なんだかワクワクしてきました。
受験の流れ
こちらの資格は受講・受験ともに全て通信教育で完結するので、
公益社団法人 日本サウナ・スパ協会のHPからフォームを入力して申し込み
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自宅にテキスト・試験問題・返信封筒が届くので、その際に受験料5,000円をお支払い(クロネコヤマトの「宅配便コレクト」なので別途手数料がかかります)
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テキストを読んで勉強、試験問題を解く
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解答用紙を返信用封筒に入れて郵送
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合格したら資格証・資格証カード・ピンバッジが届く
不合格の場合は2週間以内に連絡が来て、再受験は1回ごとに1,000円を追加で払って申し込む
と、試験会場に行ったりする受験方式とは少し異なります。
受験料さえ払えば手軽に受験できるシステムが嬉しいですね。
実際に我が家に届いたものがこちら
どういう内容を勉強するの?
テキストの内容は、入浴における効果、より効果的な入浴方法、サウナの入浴方法、さらには入浴後のボディケア、効果的なツボ指圧など盛りだくさん!!
「ととのう」という状態を説明するときによく聞く「交感神経」と「副交感神経」についても学ぶことができます。
テキストの中にところどころコラムもあり、例えば「100℃のサウナでなぜやけどをしないのか?」という内容。
たしかに100℃のお湯に浸かることはできないのになんでサウナだと100℃でも耐えられるんだろう?(むしろ100℃あるとテンションあがる、、、笑)などと、今まで疑問にも思ってなかったことに気づくことができ、また、科学的な説明がちゃんと書いてあるので、とてもおもしろかったです。
今日家でお風呂に入る時から役立つ知識がたくさん詰まっていたので、日常生活ですぐに実践することができます。
また、最終章では温浴施設内での応急手当ての内容も。
サウナや銭湯で具合が悪くなってしまったり、そのような人を見かけたことは誰しも一度はあるのではないでしょうか?
リラックスできて気持ち良い反面、身体に負荷がかかってしまうこともあるので、正しい知識をつけるということがとても重要だと改めて思いました。
この資格は何の役に立つの?
上記で説明したように自分のサウナスパライフで活かせるのはもちろん、なんとこの資格を持っていると入浴料が割引になる施設もあるのです!
詳しくはこちら
草加健康センターや江戸遊、スカイスパなど人気の施設も多数。
受験料がネックの方は割引対象施設をチェックしてみては?
お家で過ごす時間が増えたことにより、資格取得を目指す人が増えている今日この頃。
日常生活にすぐに役立つ知識が得られるサウナ・スパ健康アドバイザー、皆さんもぜひ挑戦してみてくださいね!